泡盛コラム-3-泡盛という言葉に込められた愛
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泡盛コラム-3-泡盛という言葉に込められた愛

みなさんはご自身の名前の由来を覚えていますか?

ご両親の愛情を一杯に受けて、私たちの名前は産まれます。

比嘉が3歳のころの家族写真

そして、〈泡盛〉という名前の由来もちゃんとあります。


まずは泡盛百科(酒造組合のHP)に記載されている4つの説を紹介しましょう。

〈粟説〉
泡盛の原料に米と粟を使ったことから、粟で蒸留酒を造る、粟盛り→泡盛になったという説。

〈サンスクリット語説〉
古代インド語のサンスクリット語で、酒のことをアワムリと呼び、それが伝来して泡盛になったという説。

〈薩摩命名説〉
薩摩藩が、徳川幕府への献上品として酒を贈る際、九州の焼酎と区別するために「泡盛」という名前をつけたという説

〈泡説〉
昔、蒸留仕立ての酒の良さを見極める方法として茶碗等に泡盛を注ぎ、泡立ち具合から度数を判断したことから泡を盛る、泡盛という名前が誕生したという説。


みなさんはどの説を信じますか?私は全て正解だと考えています。
そもそも私たちにとって泡盛という固有名詞は第一番手ではないはずです。『島酒』『シマー』『サキグヮー』親しみを込めて私たちは上記の言葉を使います。

身近な呼ばれ方は[サキ・サキグヮー]宮古島:狩俣地区のみなさんと



実際1400年頃の文献からも〈アワモリ〉という言葉ではなく〈サキ〉というアルコールを飲んでいたということは分かっています。

私は想像するのです….
琉球という小さな島国が生き残る為には、文化を成熟させ他国と対等に交流する必要がありました。

命を懸けて船を漕ぎ世界中と交易する中で、1400年ごろから泡盛という日本初の焼酎(蒸留酒)を産み出し、琉球国の繁栄と共に妥協の出来ない文化の一つ(ロイヤルスピリッツ)としてその価値を高めていきます。

そこに目を付けた薩摩藩が、泡盛の価値をより高めるために固有名詞を思案した結果、作りの現場でお米や粟が使われていたこと、出来上がった泡盛のアルコール度数を計る際に泡を盛って判断していたことから泡盛という言葉を使い始めたのではないでしょうか。

そして人類の長い歴史の中で言葉は変化していくものの、世界中に発音が変わらず共通の意味をもつ言語は多く存在します。


泡盛という言葉は人類が旅をして生活圏を拡大していく中で受け継がれてきたもの。

小さな盃に注がれる泡盛の姿


なんだかワクワクする浪漫がありませんか?
泡盛という名前は先人たちが長い歴史の旅を歩む中で繋いできた
私たちの誇りある文化なのです。

泡盛倉庫 店長 比嘉康二



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廃業した千代泉酒造所に残された最期の泡盛の物語
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