今回は泡盛のお話ではありませんが、
皆様にどうしても知ってほしいお酒があります。
球磨焼酎‐くましょうちゅう‐
と呼ばれるお酒をご存知ですか?
熊本県人吉盆地を貫通する球磨川。
日本三大急流のひとつでもある川の周辺には27もの酒造所があり、
その背景には、この土地を700年に渡り治めてきた相良藩と共に歩んだ独自の文化を感じることが出来ます。
泡盛も同じように琉球王国が時代を生き抜くためにロイヤルスピリッツとして成長を遂げていった文化ある蒸留酒。
同じお米から成る歴史ある蒸留酒。
3年前に初めて泡盛のご縁で
球磨焼酎業界の皆様と交流させていただきました。

その中でも、印象に強く残った出会いが【大和一酒造元】の三代目 下田さん
代表ブランドは牛乳焼酎[牧場の夢]があります。
ユニークなお酒つくりの背景には、どこまでも本質を見据えた酒つくりへの想いがありました。
酒造所でみせていただいた昔ながらの蒸留器(兜窯蒸留機)への想いを真剣に説明する姿に感動したのを今でも体が覚えています。

『特に球磨焼酎は減圧蒸留が主流になっているけど、その背景には常圧蒸留の作り方がある。ただ、減圧蒸留で飲みやすい酒を造れても意味がない。過去の作り方、歴史を知るからこそ、減圧・常圧のいい酒がつくれる。』
球磨焼酎への愛を感じる言葉に日本の酒つくりの未来を確かに見ました。
そんな、素晴らしい酒造所たちが現在、危機に瀕しております。
7月の球磨川の氾濫により多くの酒造所が浸水、多大な被害を受けております。
そして、大和一酒造元さんの焼酎も8割は流されてしまったそうです。


そんな中、奇跡的に甕にのこされた原酒をクラウドファンディングの「マクアケ」で紹介しています。
しかも残された原酒は、どこまでも本質の酒つくりをアプローチした
→玄米仕込み
→黄麹仕込み
→蔵つき酵母仕込み
→兜釜蒸留
泡盛ファンならこの酒つくりの凄さ、感じていただけるかと思います。
ぜひサイトをご覧いただき、一緒に応援しませんか?

https://www.makuake.com/project/yamato1/
泡盛を愛するからこそ、
その他の分野を知ることで、
それが鏡となり、泡盛の新たな一面を気づかせてくれます。
私たちの身近にある受け繋がれてきた地酒。
価値があるからこそ世代を超えて今、私たちは楽しむことが出来ます。
この状況を一緒に乗り越えて、一歩ずつ、次の世代に素晴らしい日本の酒文化を繋いでいきましょう。
泡盛倉庫
誇酒プロジェクト代表
比嘉康二
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廃業した千代泉酒造所に残された最期の泡盛の物語
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